世代属性を超え、農業にかける想いが交わった日

3月2日、大学生のフルタクくんらに誘ってもらった「佐賀農業meetup!」へ。
満員御礼でキャンセル待ちになるほどの今回、申込みが早かった私は、何とか参加することができました。
その様子をほんの少しご紹介したいと思います。

開催概要とメッセージ

佐賀農業meetup!

日時:3月2日(金)18:30~21:30
場所:cafe。佐賀市愛敬町12-22 山ビル2F南2
定員:50名→満員御礼!!
ゲスト:

  • 太田さん(ハンター)
  • 早津さん(みかん)
  • 平田さん(花)
  • 江島さん(トマト)
  • 木須さん(稲)
  • 安東さん(アスパラ)
  • 小松さん(花)

佐賀の皆さん、”農業”について語り合いませんか?
「佐賀には何があるの??」ってよく聞かれますよね。
そこで皆さんが思い浮かべるのは、自然豊かな風景ではないでしょうか?
そうです。佐賀は自然豊かな農業県です。
でも、普段の生活ではその”農業”に関わる機会ってあんまりないですよね。。
そこで、今回は佐賀の農家さんをお呼びして、どんなこだわりを持って農作物を作っているのか?農家は実際、儲かるのか?など
農家さんを呼び、農家さんなどから直接、”農業”ぶっちゃけトークをしたいと思います。

参加してみて

ゲストの農家さんは、20代後半がお一人いらっしゃって40歳前後(特に38歳)で就農歴10~20年くらいの方が多かったです。
家がもともと農家だった方は共通して、3K(きつい、汚い、危険)で印象が良くなかった農業に就くとは考えていなかったとのことでした。
ある方は一度一般企業へ就職。また別の方は農家であることを人前で語らずに過ごされていたとも話されていました。

参加した学生から「今、20歳くらいの頃を振り返ってみて、どうしていたら良かったと思いますか」との質問には、農家さんら口をそろえて「もっと早くしておけばよかったと思う。でも、あの頃は絶対嫌だった」と。
「さまざまな経験をしたから、農業を楽しいと思える」、「一般企業に就職したからといっても、営業や生産管理など、活かされること多く無駄なことはない」とも。

このほか、担い手不足が深刻な状況にある農業を引き継いでいくため、家ではなく農業法人といった組織化によって労務や経営面で信頼性を高めていくことも話題に上がりました。

農業体験くらいの知識しかない私ではありましたが、農家さんたちが語る農業の昨今に奥深さを感じ、何より、世界を舞台に進出していこうという夢や食をつくっているという誇りを語られる様に、だたひらすら感動していました。
この場をしかけた大学生たちの熱意、それらを囲む二十歳前後の大学生や企業人、行政職員の熱視線には、ここ佐賀が農業を切り口に未来を先取りしているのではないだろうかと感じさせられました。

終わりに

その場に携わり肌感覚で農業のイマを感じることができて、誘ってくれたフルタクくんや松本聡くんに心から感謝です。
また、企画やコーディネート面で彼ら学生を支えられていた大人たちの存在にも謝意をお贈りしたいと思います。

佐賀大学生でForS.に所属する二人とカーネーション