4月12日(水)、「佐賀大がばい博」は、新入生や学生団体メンバー、教職員を合わせて60名以上の参加があり、成功裏に終わりました。
誰より頑張っていた実行委員長(主催)のえこいくリーダー堤くんが、新入生の参加と会場の熱気を見て「なんだかんだ大変だったけど、やって良かった!」と、心の底から伝えてくれたことが私には何より嬉しいです。
実行団体として企画を運営した えこいく、エコっぷ、Green-Nexus、佐賀大学スーパーネット、ForS.の皆さん、会場の飾りつけやリーフレットをデザインした芸術地域デザイン学部の皆さん、お疲れ様でした!
「佐賀大がばい博」当日の様子
「佐賀大がばい博」準備の様子はコチラ
昨年12月へ向けての企画会議から誕生
2016年12月10日から11日にかけ、佐賀市市民活動プラザで開催した第10回九州環境市民フォーラムinさが。
(毎年、九州で開催県を移動しているが、佐賀では10回目にして初めて)
地域と若者のつながりを模索する分科会があり、前述した5つの学生団体と10月から分科会の内容や進行をどのようにするか話し会い、パネラーやファシリテーターとして本番も頑張ってもらいました。
分科会の企画会議中、学生団体は、一年おきに代が入れ替わるため、メンバーの増減が激しいという切実な悩みが話題に上がります。。
自分たちが地域で活動していることの意義は、どうやったら新入生にうまく伝わるのか、メンバーになってくれるだろうか、と思い悩ませていました。
直接の後輩は、自分で獲得すると先輩に対して宣言し、新入生メンバーを獲得したという、ForS.前代表の岡崎君。
アイディアマンの彼が、ピンとひらめいて「(就職活動にかけて)サー活ってどうっすか?」と一言。
参加者一同、大盛り上がり。
フォーラムが終了しても、5つの学生団体は企画実現に向け連携していくことになりました。
ネーミングの余談
その後の企画会議、新入生に佐賀について知ってもらおうというコンセプトから、「佐賀大がばい博」とネーミングしたのはエコっぷの池本さんだとか。
学生団体特有のマネジメントの難しさ
この半年で5団体中3団体は、代表が交代。
一般的な市民活動団体が比べれば、とても短いスパンです。
一つの世代は、留年や大学院進学をのぞいて、どんなに長くても4年ほど。
ルーチンとしての活動内容を引き継いでいったとしても、立ち上げた人が感じた動機やモチベーションまでも引き継いでいくことは、とても難しいものです。
(市民活動団体も同じ代のリーダーが過去に固執しすぎれば、変化に対応できない思考停止状態になりかねませんが)
今回のような取り組みが、上図のギザギザを少しなめらかなにできるのでは、と私は考えます。
すなわち、新入生を獲得しようと競い合った、団体代表者らのプレゼンやブースPRは、新入生も既存メンバーにもなんとなく所属する、しているという意識に対してハリを持たせることにつながるのです。
各団体、その後のSNSへ投稿や写真の表情に、今後ますますの活躍を確信しました。