2017/3/31(金)21時を過ぎた頃、佐賀商工ビル周辺の繁華街はスーパーフライデー(華金)で賑わう中、佐賀市市民活動プラザには佐賀大学環境サークル「エコっぷ」の皆さんが訪れました。
登場するなり、私の目の前に紹介されたのは、2人の青年。
初代代表の池本 紗輝さんの次代を担う、そう、彼らこそが先ほど決まったばかりの新代表と新副代表の姿でした。
「エコなこころのきっぷ(エコ×こころ×きっぷ)」がコンセプトのエコっぷは、子どもや大学生に環境問題について興味を持ってもらうきっかけを提供しようと、1年前に誕生しました。
実は、私も団体立ち上げの場に携わっています。
団体名決定のエピソード
2016年2月、福岡市の海の中道青少年海の家行われた「九州ギャザリング2016」。
環境問題に関心ある若ものたちが集い語らう二泊三日の合宿に、私は偶然にも池本さんと参加していました。
佐賀大学で気軽に環境活動に取り組めないかと考えていた池本さん、参加者同士がつくる自主企画を提案する場で想いを打ち明けました。
参加者の中から池本さんの想いを応援したいと思う有志たちが集結。深夜までとことん話し合うことになりました。
いっそのこと、新しい団体を立ち上げて活動を始めようということになりますが、なかなか団体名が思いつかず。
そんなこんなで煮詰まっていた矢先、とある学生のポケットから海の中道駅までのきっぷがこぼれ落ち、これぞ!と盛り上がったのが団体名「エコっぷ」の決め手となりました。
結成から1年間の関わり
この1年間、エコっぷは、公民館で子どもたちとエコクッキングや地域での清掃ボランティア、環境団体同士のコラボイベントなどを行ってきました。
私と池本さんらの関わりは、
7月、海洋の環境問題となっている海ごみ(漂着ごみ)を「ボランツーリズムin壱岐」で壱岐島海岸のクリーンアップしたこと、
8月、佐賀城下栄の国まつりにあわせて佐賀環境フォーラムが行った「打ち水パレード」でメインストリートを練り歩いたこと、
11月、「九州環境市民フォーラムinさが」の企画を一緒につくりあげたことが、主なものでしょう。
新入生メンバーを募集するための立て看板(ページ下部)からは、これまでの彼らがたどってきた活動の軌跡が垣間見えます。
報告をうけて
いの一番に世代交代を報告してくれて、年度末に参っていた心が晴れ渡るように嬉しくなりました。
これからの活躍にもたいへん期待です。