2日間のファンドレイジング・日本2018を終えて、その足で東京オプショナルツアー、いざ出発。
2晩お世話になった宮内さんをたずねて、渋谷キャスト13階にある「Cift(シフト)」へ訪れました。
2017年4月、クリエイティブ活動の拠点として生まれた「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト)」。
このビルの13階には、19のブースに40名ほどが入居する「Cift(シフト)」という場所があります。
日本各地とここを行き来しながら他拠点生活をしているメンバーが入居し、新しい生活観の実践を試みています。
宮内さんの話によれば、ある方はここをオフィスとして、またある方は住空間として、お互いが肩書抜きで交わって語らいながら、新しい仕事やプロジェクトが次々と創発されているそうです。
MicroNations,Inc代表の宮内さんは、私が2晩宿泊した「JamHouse界 χ (Cai)」の経営者。
ゲストやルームメイトの皆さんと団らんしている時、「君と絶対に話が合うはずだよ!」と紹介され、なかなかお会いできずにいましたが、部屋を立つ朝、ちょうど滞在されていた宮内さんにお声掛けさせてもらい、ようやくお話しすることができました。
他のゲストから、「(宿泊するメンツも含めて)こんなに変わっているゲストハウスはないよ」とも言われたJamHouseは、日本でゲストハウスやシェアハウスという言葉が定着する以前からの草分け的存在です。
JamHouse名前の由来は、居合わせた人同士が即興で奏でる音楽(Jamming/ジャミング)を宮内さんがオーストラリアに滞在中に体験されたことから。
10年ほど前、さまざまな人が出会って面白いことが起こる場になれば、と居酒屋と組み合わせたシェアハウスをオープンされたのを皮切りに、今では2つのJamHouseを含む拠点が整備されています。
JamHouseのコンセプトは、Ciftのコンセプト「生活共同体」ともマッチしており、Ciftがオープンする際、宮内さんにも仲間に加わらないかとお声がかかったそうです。
宮内さんは現在、ご自身が企画発案したSHIBUYA CAST.の一周年プロジェクトを進められていています。
1Fの広場にて、どうやら宇宙人、特に金星人をメインターゲットとしたイベントを企画中だそうで、果たしてどのようなものになるのか楽しみです。
暮らしをベースにアイデアやコラボが生まれているJamHouseやCift。
私が3年前に出会い感銘を受けた「計画的偶発性(Planned Happenstance)」とも意気投合し、たいへん楽しいひとときでした。
朝の突然のお願いに、快く受けていただいた宮内さんにはたいへん感謝しております。