一日限りの小城市民劇「永遠の月星。」(とわのつきほし)が2016年1月16日、小城市まちなか市民交流プラザ「ゆめぷらっと小城」オープニングイベントにて上演。
私は、この「永遠の月星。」に切り込みの平将門として出演させていただきました。
平安時代末期、武士が出現した頃にまでさかのぼる小城と山曳祇園700年のエピソード。
これを劇にして紹介しようと結成された、小城市民劇のメンバーが2ヶ月間かけて稽古をしてきました。
当日までの2ヶ月間
2015年11月12日、小城文化センターにて顔合わせ。
自己紹介もほどほどに間髪入れず、台本を通して読み合わせ。
「じゃあ、秋山さんは平将門を読んでみて」「平良文は・・・」
演出の谷口さんの勘が冴えわたり、配役が決定。
以降、毎週木曜18時半、欠かすことなく稽古を行いました。
運よく稽古日が重なった聖夜、クリスマスイヴであろうと。
年が明け、稽古場は稼働し始めた 「ゆめぷらっと小城」へ。
衣装をまとい、天山ホールの舞台に立ってみれば、いよいよ本番かと、誰もが臨戦態勢。
緊張感が一気に高まっていきました。
一方ではホールが埋まるのだろうか、との不安も。
稽古の様子
いよいよ本番
そして、気が付けば当日。
舞台裏にいて、ホールの様子が気になって仕方ありません。
すると、「パンフレットは隣の方と一緒に・・」とのアナウンス。
超満員の一報に出演者同士、思わず顔を見合わせました。
後日、ご覧頂いた方の話によれば、身動き取れない状態だったよう。
劇は1時間ほどですが、役者29名各々の出番はほんの僅か。
あっという間に過ぎてしまう時間に全身全霊を捧げるため、一人ひとり舞台へ上がっていきました。