2015年11月24日(火)、チャリさ現役メンバーから佐賀駅周辺の放置自転車の現状調査について相談があり、副代表を務める後輩を連れて佐賀市役所道路管理課へ訪問。
佐賀駅周辺の放置自転車禁止区域や公道の放置状況や取り組みについて説明を受け、佐賀市内の放置自転車が集められる保管所を見学しました。
放置自転車の現状
平成26年度、放置自転車として撤去されたのは年間1,025台。
これには禁止区域内で即日撤去の対象自転車がほとんどを占めるという。
また、この中から持ち主へ返還されたのは332台。
電車で通学する高校生や大学生が卒業時にほったらかしにしているものも多いようですが、実際は盗難車も相当あるとのことでした。
大学生の若者への期待感
放置自転車保管所の管理を受託される方は、「佐賀大学内で盗難され、駅に放置されたものがたいへん多い。大学内で盗難対策を万全にできれば、ここに来る自転車が減るのに」と話されていました。
昨年、佐賀県内では「佐賀県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり条例」が施行。
この条例には自転車盗難防止も掲げられています。
きめ細かい啓発活動を採れずにいるという市の方からは、「若もののマンパワーと行動力を活かしてほしい」と、学生の活動を期待する声が挙がりました。
持ち帰った後輩は、早速、メンバー間で話し合い、チャリさとして何か取り組めないかと動き出しました。