12月17日(月)、「学生団体の限界を突破する-「キャンパスから社会を変える」をどう紡いでいくか-」が佐賀市市民活動プラザを会場に開催。社会活動に携わる7つの学生団体の代表や副代表者、これから団体を立ち上げようという学生が集い、学生団体の引き継ぎやモチベーション維持といった組織運営の悩みを共有し、解決策を話し合いました。
4年制の佐賀大学だけでなく、引き継ぎがよりタイトな佐賀女子短期大学からも参加。さらに学生団体と子どもの体験活動事業を共催されている公民館の館長や、短大で学生団体の顧問として支えられている先生も参加されています。
学生団体にとってメンバー卒業による世代交代は必然。代謝としてよく作用する一方、設立当初の想いやモチベーションは引き継いでいくことが難しいという悩みもあります。
副代表が参加したチャリさがさいせいから、設立周年月の9月に実施する合宿で代替わりするとともに、ワークショップを行いながら活動を継承する仕組みがあると紹介されました。
今回の講師の鈴木さんは、学生だけでなく、大学の職員といった周囲の大人と一緒にやること、サブゼミや単位になる仕組みにしてみることなどの案が挙げられ、「代表の悩みは代表が知っている。違う団体の代表や過去の代表の経験者とネットワークを作っておいたり、解決の方法を知っている人、協力者を明確にしておくと安心できる」とも話されていました。
鈴木さんから最後に、「社会活動を学生時代、20代の内にやっておくことは非常に重要。就職した会社でCSRに予算をつけようとか、家庭で子どもにキャンプをさせようとか、これからの人生の中で変化が生まれると思う。全国各地、世界各地で行われることになれば、社会が変わるとも思う。ぜひ頑張っていってもらいたいと思います」とエールが送られました。
主催団体
Wake Up Japan
協力団体
えこいく(佐賀環境フォーラム 環境教育班)
エコっぷ(佐賀大学環境サークル)
Green-Nexus
参加団体
チャリさがさいせい
佐賀大学国際交流会 LIFE
佐賀大学Fair Trade団体 Sharearth
佐賀女子短期大学 学生ボランティア部Sun-Kissed