“裏”大牟田駅に新名所「taramu books & cafe」と出会う

補助事業審査会の依頼を受け大牟田に出かけた5月9日と17日、駅西口近隣にある倉庫をリノベして生まれ変わった「taramu books & cafe 」(大牟田市久保田町)を2度訪問。

大牟田駅東口に比べ商業、公共施設が少ない西口方面を指し、地元住民の間では「裏駅」と呼ぶこともあるそう。

昨年10月に本とカフェをコンセプトに誕生した空間は、一見古そうに見えても、新しく、細部にも厳選されたこだわりを見せてくれます。

ファーストコンタクト/first contact

昨年から市民活動補助事業の審査員や相談依頼を受け、年に数回ほど通っている大牟田。

前回の訪問から5ヶ月が過ぎた5月9日、佐賀からバスと電車を乗り継いで市民活動等多目的交流施設「えるる」(西鉄新栄町駅前)にやってきました。

審査会が始まるまで1時間半、「えるる」を飛び出して雨降る街へ。
佐賀で熱烈に紹介を受けていたリノベーションスポットを訪ねてみることを思い立ちました。

のらりくらりと20分ほど歩いて、大牟田駅西口近くまで。

小さな看板にハッとし、向ってみましたが、残念なことに店休日でした。

はたから見た私は、とても不審だったかもしれません。
傘を差しながら、行った記念にと思ってお店の外観をパシャパシャ撮っていたからです。

すると、中から女性の人影が。

出てきた女性に紹介を受けて訪ねてきた経緯を説明すれば、その人を知っているとのこと。

それから、店主の村田さんと一気に話が盛り上がり、オープンした経緯や店主のこだわりを20分ほど聴き入っていました。

審査会まで時間がなくなって「えるる」に戻ることにすれば、村田さんは「また絶対に来てくださいね!」と。

セカンドコンタクト/second contact

前回から引き続き審査会に向かった5月17日、早くに訪ねておススメの朝食をいただこうと考えていましたが、思いのほか時間がなく、そのまま審査会へ。

5時間に及ぶ審査会を終えた18時30分頃、閉店19時が迫る。

先週の約束をせめて果たすべく、一路「taramu」へ。

「良かった!電気ついてるし、人もまだいる!」

私の姿を見て、店主の村田さん「覚えてますよ!先週約束してましたもんね!」と。

さすがに、食事メニューは完売状態でした。

それでもそんな私に、まかないとして準備中だったサンドを提供してくださいました。

とても温まる空間。

すっかり虜にされた私は、大牟田に行けば必ず訪ねていくことでしょう。

次は「市制施行100周年記念式典」に出席する7月9日、「その日、必ずお店を開けとくようにしますね!」と村田さん。

場所はココです↓

taramu books & cafe