COC+シンポジウム2018へ登壇しました

シンポジウム2018「インターンシップと地元定着」が12月9日(日)、佐賀大学本庄キャンパスで開催。福岡で先駆的に若手の人材育成、地元定着リクルーティングに取り組まれているカウテレビジョン高橋社長の基調講演やさが地方創生人材育成・活用プロジェクト(佐賀版COC+)によるインターン生の活動報告、それらを振り返るディスカッションが行われました。

インターン生が見たプラザ

8月下旬から9月末にかけての10日間、私が勤める佐賀市市民活動プラザへ佐賀大学1年生の古川くんともう一人の女の子がインターンに来てくれていました。古川くんがインターン経験者の一人として、インターンシップ中の活動を報告。とても楽しげで堂々たる姿でした。

企画の役割分担をホワイトボードに書き出した際、古川くんの名前を記したことについて、古川くんが嬉しかったと感じてくれていたことや、人との出会いがターニングポイントとなったことを伺い知れてホロリとしていました。

受入れ手探りだった10日間

ディスカッションでは、私もコメンテーターとしてインターン生を受け入れたNPO・CSOを代表し、登壇させていただきました。
私自身、さまざまな偶発折り重なり、気がつけば佐賀定着組の一人。佐賀大学へ入学した頃、このようになるとは思っても見ませんでした。インターン生の2人を受け入れている間、私がそうであったように、彼らにとって少しでも佐賀に来てよかったと愛着を持てるきっかけになればと想い、偶発を意図して取り組んだことを話させて頂きました。

トーク終盤、突然のフリ(アシスト)

締めに入ったコーディネーターの井本先生、私がドイツに行ったことを突如紹介。もう終わると油断していてうろたえましたが、胸にしまっておこうと思っていた矢先のアシストでした。
日本で導入が進むギャップイヤー制度やインターンシップを掛け合わせたようなドイツの「FöJ制度:自由意志による環境の1年」(社会福祉を対象とした研修制度もある)を話題提供。制度の当事者たる研修生からボトムアップ方式で意見形成がなされ、制度そのものを良くしようと働きかけるプロセスがあることも紹介しました。
私としては、制度をつくり運用する側だけでなく、インターンシップ生から次のCOC+につながる提案が沸き起こってくることを期待しています。


公式の開催報告

12/9 COC+シンポジウム2018開催