福祉の日台交流、最高のエール「加油!」に涙

タッチングによる心身ケアを普及されている認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会が8月3日(金)、台湾から学び来日されているご一行を囲んで「国際福祉交流会in福岡」を開催。
福岡市「あすみん」と共催事業として開かれた交流会のご案内には、私の名前も載せてくださっていて、佐賀からただ一人参加させていただきました。

画像をクリックするとチラシPDFが開きます

台湾からは、高齢者福祉の向上に取り組まれる財団や社団(台湾では財団や社団が非営利組織の最たる法人格)や大学関係の方々が参加されていました。
私が台湾大好きで一人旅していることから、台湾語堪能と思われていたようで「四隅を台湾の方で固めておりましたよ」と協会の事務局長さん。

実は台湾語どころか、英語ですら全く。

話せなかったとしても、格段の計らいに感激です。
さっそくスマートフォンを取り出し、使い慣れた翻訳アプリ「Google Translation」を駆使し、台湾の方々と旅行先の写真を紹介しながら打ち解けることができました。
特にお隣の呉さんとは、互いに翻訳し合いながら、目指していることが共通だと意気投合。両国の社会事情や人口動態、NPO、社会資源をテーマに話が深まりました。

高齢化の問題は台湾でも課題になっているようですが、日本ではすでに運用されているような介護保険制度はまだ整備されていません。
試験的な取り組みが始まった段階のようです。

高齢化著しい日本は、台湾にとってフロントランナーとして見られていて、「セラピューティック・ケア」をはじめとする健康寿命延伸のための方策はたいへん参考になっているそうでした。

呉さんと一緒に

終盤に指名を受け、スピーチさせていただきました。
お話した内容は、以前受けた研修の学びから中間支援としてどのように社会変化に備えていくかということ。


終了後、呉さんから差し出されたスマートフォンの画像がこちら。

加油!=頑張れ!

あなたの仕事の態度は非常に称賛され、あなたの理想のために働き続け、将来の国家や地域社会の問題のためにこの力をさらに必要とします。頑張れ!

台湾の新しい親友より、こんなに嬉しいことはありません。
文字起こししながらも、最高のエールに涙溢れそうです。

この思い出と言葉をいつまでも大切にしながら、前に進んでいきたいと心に誓いました。